みさ恵 「 そういえばさ 鎌倉に行ったとき どこかの学校みたいな前に空き缶で作った怪獣みたいなのがあったよね? 今でも 写真持ってるよ 」
なんで、あんな所にまで行ったのか?行き着いたのか?今思うと不思議だけど、セルフ・シャッターで写真撮ったのは僕だったし、へんな写真ばかりだったけど、これだけは良く撮れていて僕も好きな一枚だった。
家に帰って、押入れの奥のしばらく開いていないダンボール箱に入ったままのアルバムを探せば出てくるかもしれない。
みさ恵 「 あの怪獣 今でもあるのかな・・・・ 」
バツ3の男が帰った後もいつまでも屈託無く話すミサに隣の河口さんが、ちょっと、目配せした。
みさ恵 「 旦那 朝 早いし お弁当持たせないといけないからね・・・・w 」
僕 「 ミサが弁当作りねぇw またな 」 ミサは喫茶店メニュー程度だが料理が上手かった。
みさ恵 「 そのうちにね 」
僕と河口さんが来る前に座っていたカウンター席の前で、昔からの顔見知りらしいバーテンダーに小声でなにやら話しかけた後、こちらを振り返ること無く帰って行った。こんな振る舞いも昔のままだな・・・・思った。
もうすぐお終いです。 ここまでくだらない話に付き合って頂いて有難うでした。
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