もう一回、駅前から続くメイン通りを横切って2,3分、お土産屋や飲食店や歯医者やらなんかの事務所だのが入った典型的な雑居ビルの前に着いた。このビルのエレベーターは止まる時、ゴトンと揺れることがあって怖い思いをした人も居る。当然、直ってると思ってたけど、そのままだった・・・・w
エレベーターが着くとすぐ目の前のカクテル・ラウンジ風の店に来た。ラウンジ風と言うと高級とか思うけど、ここは、大小3つほどのカウンターがあって、それぞれバーテンダーが2人ぐらいで担当してて、でも、カクテルなんざぁ頼むのは殆ど居なくって、グループでも1人でも楽しめる財布がいつも軽い僕なんかには有難い店だったね。
天井が低く、薄暗く、たばこの煙が流れ、酒棚の蛍光灯にセロハンを巻いただけのようなブルーの灯りが漏れる感じは、昔のままだった。
暗さに目が慣れて見渡すと、カップルって感じのが3組、1人飲みのが2人ほど居るようだ、河口さんは、その中の1組に声をかけた、「 珍しいの 連れてきたぞ 」 2人が僕を見た、女性の方は・・・・ ミサ? 男の方は名前は忘れたけど、他の課だったが一緒に働いていた後輩だった。「 やぁ・・・・ 久しぶり・・・・ 」
カウンターの2人を誘って4人掛けのテーブル席に着いた。僕の隣が河口さん、向かいがカップル、
思い出した!2人を見て「 確か・・・・ 結婚したんだよな? でも 誰かから聞いたけど すぐ別れちゃったんだよな?」 続けて 「 それで より 戻したんだ 」
みさ恵 「 ざ~んねん 別れたままだよw 旦那居るし 子供も居るけどもう仕事してるし 気が向いたときたまに会ってるだけだよ それに 隣の男バツ3だし 」
バツ2程度まではよく居るが、さすがにバツ3はあまり聞いたことない。少し、突っ込みたかったけど・・・・ 「 へえ~ 羨ましいなぁ・・・・w 」
雨の日の午後、たまたま、河口さんを見かけて、たまに会ってるら・し・い不倫っぽいのに、たまたま会って・・・・。そんなに たまたま が重なることは・・・・。
この後、4人であの頃まで遡る旅に出た・・・・。 つづくと思う
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