2014年3月22日土曜日

最近 気になった飛行機の用語に付いて

今日の時点3月22日現在 マレーシア航空の Flight 370 はまだ有力な情報も無く発見には至ってませんね

CNNとかだとニュース・タイトルが  Missing から Mystery へと変わり 苛立ちを表すのか Zombie とか付けちゃってますね 1航空ファンの私としても 早期の機体発見、原因究明を望んでいます。

Boeing 747-400 Flight Deck
今回の航空機行方不明のポイント、キーは やっぱり トランスポンダーという装置だと思います。

トランスポンダーって何なの?と疑問に思われてる方も 全然興味ない方にもw 私なりに説明しますと飛行機に積まれている 自動応答装置ってことです。

航空機にトランスポンダー ( ATC Transponder ) を載せてなかったら もしくはOFFだったら

飛行機は それほど好き勝手に飛んでる訳でもなくって 必ず地上からの管制に従って飛んでます。しかし 果てしない大空では いくらバカでかい旅客機とはいえ  高性能の地上レーダーでも ディスプレー上ではケシ粒程度にしか映りませんよね? これだと 地上で見てる人には 飛行機だと分かるけど どこの所属のヤツだか ちょっと目を離してたりしたら あれ・・・・どっか行っちゃったみたいなことになりかねません

そこで トランスポンダー ( ATC Transponder ) の出番です!

地上からのレーダー波を受けると 電波を増幅して自分の飛行機のこと 例えば 航空会社 ( 所属 ) とか便名とか高度とか速度とか管制に必要なデータを折り返しに発信します。これだと地上の人も結構安心するよね

この画像の右側 9つのボタンが付いているカーラジオみたいのがトランスポンダーの装置
通常では 旅客機は 離陸前 管制機関がフライトプラン承認後 スコーク ( Squawk ) と言われる トランスポンダーのセット・ナンバー ( その時々の航空機別の4桁の数字 ) を指示されてキーボタンで入力して作動させます。 INS 慣性航法装置 ( 画像の左側 ) に次ぐ重要なシステムでもありますね。

トランスポンダーはセットしても場合によってはOFFにする時もあるらしい

空港内、地上移動時とかは OFFにしても支障がない ( するパイロットも居る言ってる ) しかし 一旦空に上がったら絶対 あり得ない行為だと思う・・・・ どの様な事態でOFFになってしまったのか・・・・。

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