2021年12月16日木曜日

LEYTON HOUSE に想うこと 赤城氏が事業家として残したこと

萩原光さんの菅生での練習走行中の死亡事故があったが、赤城さんはF-1に乗り出す。

 スタンド裏で本物のレース・カーを展示

手始めは、F-1コンストラクターで低迷していた [ マーチ ] ( 日産のマーチじゃぁないよ )と手を組みF-1の足がかりとする。その後 [ マーチ ] を買い取りエントリー名も [ LEYTON HOUSE ] とする。

当時のレース専門誌、一般紙も、赤城さんのインタビューの機会に [ お金 ] [ 資産 ] に付いて質問するが、赤城さんは煙に巻き、かわして行く。

正攻法のバブル経営者思考だったよなぁ ( 中略 )

不正融資で赤城さんの片棒を担いだ銀行の渉外・融資担当者が起訴されて実刑、服役後に雑誌 ( たしか文春 )に手記を寄せる。

「 現実は、返済( 低く見積もって1500億円 総額は3000億円近いと推測されている )不可能と思っていたが、債務を他の事業に付け替えながら時間を稼ぐ努力をした。

ある日の朝、赤城さんが [ Hugo Boss ] を買収したという記事を目にする。赤城さんからの連絡もなく( 相談、問い合わせがあったとしたら、当然、止めさせていた )4、5行程度の記事を読み終えた後、自分の身の破滅を悟った。」

不動産、アパレル、ホテル、マンション、レーシング・チーム ( 細々 ちまちまともっとある )そしてヨーロッパの有名ブランド、思いついたすべてを持とうとして、すべてを手に入れた。今となっては、謎の部分も多いが、それだけに人物としての  [ 一流銀行をも傾けさせてしまった赤城明 ] に興味がそそられる。

マーチF1時代、学生レベルのレーシングカー・デザイナーだったエイドリアン・ニューエイの才能を開花させたこと、これだけは評価できるが・・・・。

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