僕が知ってる中で、春ちゃんほど、気が強くって、可愛げがない女もいない。
春ちゃんは、在日 ( 正確に書けば 在日だった )
結婚するときに、旦那さんから、これから生まれてくる子供のために帰化してくれないか、頼まれた。このことは、直接、春ちゃんに聞くことはなかったけど、相当悩んだと思う。
春ちゃん 「 そっちは コロナ 大丈夫かさ? 」
オレ 「 うん なんとか 大丈夫だよ 最近は バイトだけど 週4位で あの店の近くの事務所でバイトしてる 」
続けてオレ 「 ところで旦那さんは? 」
春ちゃん 「 2年位前に亡くなったよ 」
びっくりしすぎて、次の言葉が出てこなかった。
春ちゃんは、旦那さんが亡くなったことを2年経って、オレにも伝えることが出来るようになったのかと
普段の付き合い、便りも全然なくっても、いつも一緒に生きて行く人だと思ってたしね。
こっちからTEL掛けなおすと言って切ったけど、TELだと、また、言葉が詰まってしまうので、春ちゃんに少し長い手紙を書いている。
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