或る日、遺跡発掘の事務所に一人の男がやって来た。ハケンの会社からやって来たNやんだ。
学歴は、素晴らしいものがある。誰もが知ってる有名私学、それも大学院卒!
普段、でっかい顔して補助員を使い回している研究員よりか、そして、その人たちが一番のよりどころとしている、学歴が、一段も二段も高いわけだ。
Nやんのことは、仲間の補助員では、かなり有名で、ああ~あ、そっちに行っちゃったのみたいな。
( Nやんが来てから、毎日、いろんなことがあった。目一杯、足を引っ張られた。 )
オレが辞める、最後の三か月間、Nやんにもそうだったけど、他の補助員にもオレは、キレてばかりいた。
こいつらとは、やってらんねー!みたいな感じだった。逆に、そいつらも、オレに、そう思ってたんだろうな。
オレはヤナやつ!思う。
もう少し、心に余裕みたいなのが、あったとしたら、Nやんにも、もう少しやさしい態度、見て見ぬふりをとれてたのかもしれない・・・・。
あの発掘現場は、大ハズレで他に行ったら、心機一転ガンバローとかww
今、思うに、どうだったかなぁ・・・・やっぱりそれはない。
もう一つは、Nやんに事故とか、けがをさせなかったこと、それだけは、ほっとしている。
もう、会うことはないだろうけど、Nやんは今、何をしてるのだろうか・・・・。
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