2013年6月28日金曜日

航空ファンのあれこれ エアーバンド・リスニングに付いて

今回はエアーバンド・リスニングについてお話したいと思います。

エアーバンドは旅客機 ( 民間機他 )用のVHS帯とミリタリー( 軍用機 )用のUHS帯に大まかに分けることが出来ます。

軍用機の機種によっては多少VHS帯に被ってたりしますが ( この間 太平洋上で人騒がせな人を救助した海上自衛隊のUS-2は 多分VHSの周波数帯を使っていると思う ) この周波数帯をカバー出来るレシーバーで聞きます。

レシーバーはディスカウントストアで売ってるような数千円程度の物から本格的な通信機タイプの20数万円まで色々と有ります。

今回は旅客機編のこころだぁ

空港の展望エリアで眺めていると これから飛び立つ飛行機がタキシーウエーをゆっくり進んで行くのが見えると思います。そして滑走路の端付近で管制塔からの指示を待ちます。

エアーバンド・リスニング界で言えば this is a pen って感じの基本中の基本ですが

管制塔 「 便名 クリアード フォー テイクオフ 滑走路上の風向等 」
飛行機 「 ラージャ クリアード フォー テイクオフ 」

こんな交信の後 飛行機たちが離陸して行きます。

よく思われてる管制塔側で 「 離陸せよ! 」 ってニアンスではなくって

管制塔 「 あんた 離陸しても構いませんわよ 」 ってな感じで
飛行機 「 ほな 離陸させて貰いますわ 」

あくまでも離陸するしないは 飛行機側の判断によるものみたいです。しかし

ここ部分は僕レベルではそんなに重要なことでもなくって レシーバーから「 クリアード フォー テイクオフ 」聞こえたら ああ 飛行機が飛び立つんだな その程度の解釈でいます。

羽田の場合 その後 ディパーチャーと言う出発機専用の管制chを経て 所沢にある東京コントロール ( 航空管制センター ) との交信に移ります。

ちなみに 羽田から西に向かう飛行機だと名古屋の上空手前ぐらいまでの交信を追いかけることが出来ます。 高い高度を飛ぶ飛行機ですが その先は飛行機自体が地平線の下に沈んでしまって聞くことが出来ません・・・・ だって地球は丸いんだもん by フォーリーブス

英語力が殆ど無い自分でも 国内便では 日本人のパイロットと航空管制官のやり取りで 殆どが定型句なんで解説本さえあれば何となく理解出来るし それよりも 無理して理解しなくっても

言うなれば大空のハイウエーをゆったりと滑る様に進んで行く飛行機たちの息吹きをBGMの音楽代わりで聞いてる感じですかね。

0 件のコメント: