東京フィルハーモニーがタルカスを演奏していた。
タルカス ( Tarkus ) と言うと ELP初期の代表作ですが ロックバンドがクラシック系の作品を題材にするのは この当時よくあることだったけど 40年経った現在 今度は その逆 オーケストラがロックバンドの作品を取り上げた かなりめずらしいことかもねぇ
番組では さら~っと触りでおしまいだったんで アマゾンに早速注文してみましたが
折角なんで タルカスに付いて 僕が知ってることを掻い摘んで書くとですね
ELPとしては 1stアルバムに続く2作目の作品になります。グループ結成まもなくの1stは とりあえず キースとグレッグの持ち曲を並べてみました的な感じで 本格的にアルバム作りを始めたのは このタルカスからではないのかな?
日本での人気を不動のものにしたと言われている 「 展覧会の絵 」 はタルカス後の発表だけど タイム・ライン的には 1stとタルカスの中間になっている。
タルカスの物語
昔々 ( そうでないかも ) 火山の噴火によって卵から生まれたタルカス君は 見るもの、聞くもの、触るものをことごとく破壊して行く。そんなある日 相変わらずの暴虐無尽ぶりを発揮してるタルカス君の前に、マンティコアが現れる ( 顔が人間で 体がライオン シッポがサソリと言う西洋の伝説上の生き物で 多分 特にグレッグがお気に入りだったらしく 後に 自分たちのレコード会社 「 マンティコア・レーベル 」 を立ち上げる ここには キング・クリムゾンのライターだったピート・シンフィールドやイタリアの伝説のロックバンド PFM プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ が所属していた )
え~と どこまで書いたっけかな・・・・
で 老練なマンティコアは タルカス君に 「 そんなことやっては あかんよ 」と諭すけれど タルカス君は聞き入れず マンティコアに戦いを挑んだ!
壮絶な戦いの末 マンティコアのサソリの毒針が タルカス君の左目を貫く・・・・勝敗は決した。
傷心のタルカス君は 故郷の海へと帰って行く ( なんで火山で生まれたのに海へ帰って行くんだ?この部分は あまりツッコミを入れないようにw )
LPレコード片面 20分ほどの組曲ですが 当時のライブだと 最後の曲 アクア・タルカスでキースのアドリブぎみなソロ演奏が入るので かなりの聴き応えがあったと思う。シンセサイザーとキース独特のハモンド・オルガンのピコパコした音が印象的ではありました。
長く書いてしまったんで東京フィルのオーケストラ・バージョンの感想とかは また 気が向いたときにでも
2011年2月28日月曜日
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