■ フォー・ルームス

大晦日のあるホテルで繰り広げられる4つのドタバタ劇でそのなかの1話
ホテル最上階のペントハウスにしては広いだけのチープな作りの部屋でボーイ役のティム・ロスが泥酔状態?のお客 ( タランティーノ )の理不尽な賭けの要求に乗る
このお客自体 言いたい放題で まだ 言い足りないことがあるらしくって 次の映画は
■ パルプ・フィクション

パルプ = 紙の原料 > 紙 = ペラペラな > どうでもいいようなお話ということらしい。
一番最初のエピソードが結局一番最後の話に結びつくという奇妙な構成で バイオレンス的なコミック雑誌をペラペラ捲って目に付いた箇所からまた読み始めるみたいな感じを映像にしたような
随所にタランティーノらしい( 後で気が付くワケだけど )オタク?的なギミック こだわりもあって でも 「 気が付かなかったら別にいいよ 」 と淡々として・・・でもないか・・・濃いくストーリーが進んで行く
日本映画の日本人の監督だと ここは笑ってもらう場面 ここは泣いてもらう場面 ここはストーリーで一番大切な場面だぞ~みたいな押し付け感が少なからずあるけどタランティーノにはそれがないなぁ 観客はさて置いて監督自身が楽しんでる?ってところですかね
あと この作品で俳優的に低迷していたジョン・トラボルタを復活させた功績は大っきかったか そして
■ デス・プルーフ

スリラー映画とアクション映画をごちゃまぜにしたような
偶然 となりに居合わせた女の子たちのしょうもない日常の会話を盗み聞きしているって言うか勝手に聞こえて来るっていうか・・・
でも急に?会話の内容がマニアっぽい話に切り替わって行って ( モチロン タランティーノが言わせてるワケで ) スクリーンで観てる人もその話に乗って行く・・・

快楽連続殺人鬼役のカート・ラッセル ( 女の子に拳銃で肩を撃たれただけ?なのに なぜか急に弱気になり形勢が逆転する )をド派手なカー・チェイスの末 やっつけたw! めでたしめでたし・・・か。
さらさら~っと とりあえず印象に残っている場面で書いてみたけど
タランティーノ監督の映画は
知らない人 とか 1作品観たけどイマイチだったって言う人には 絶対 お奨めはしていませんYO~。
イメージは 乾いた風 それも 自然のさわやかな風ではなくって 古ぼけたエアコンから噴出して来る ちょっとへんな匂いの付いた風・・・オタクと呼ばれている人たちの会話を 「 クサイ 」 と表現するときがあるけど まさにそれですね
僕は その匂い ぜんぜん気になりません~w
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